まるで大学! 小中高生のための生物学学習の専門教室

アカデミックな
生き物習い事教室

なまけんの生き物コースは、子どもたちが好きな「生き物」の学問である「生物学」を学んでいくアカデミックな生き物学習教室です。
 常に生き物に目を向けつつ、薬品を用いた化学、統計にも取り組む数学、構造を学ぶ物理学にも焦点をあてながら「趣味としての生き物好き」から「学問として取り組む生物好き」への成長を目指します。
 生き物コースは、まるで小中高生を対象とした大学のような存在。それぞれの専門性を活かした、大人顔負けの研究も目指せる、ここにしかないオリジナルコースです。

学問として追及する5つのコース

生き物コースは、段階を分けた5つのコースで学問としての「生物学」に取り組みます。
イメージはまさに生物系の大学や大学院そのもの。
 エントリーコース、マスターコースで生物学の基礎を習得し、ドクターコース、ポスドクコースで学んだ知識を活かして研究に取り組み、さらなる高みを目指す者は、最上級「自然生物学研究室」コースで、実際の生物系学会にも目を向けながら研究に取り組みます。

各コースの紹介

基礎生物学を学ぶ
 ≪生き物エントリーコース≫

■≪テーマ≫:
 生き物の基本的な知識を学ぶ

 生き物好きのこどもたちが、身近な生き物についての専門的な体験と学習を通してさまざまな知識をつけて「好きを深めるコース」です。他の上級コースのメンバーと一緒に行うキャンプなども通しながら、「好きをアカデミックに」深めます。

■≪対象≫:
 小学校1~4年生以上

■≪開講日 | 2022年度≫:
 エントリーA:第1・3土曜 16:00~17:30
 エントリーB:第1・3日曜 10:30~12:00

■≪受講費≫:
 ¥9,900(税込)/月

■≪授業例≫:
 ・ 麻酔を使用した身近な昆虫の体の観察
 ・ 骨格標本づくりに挑戦        など

生物学を深める
 ≪生き物マスターコース≫

■≪テーマ≫:
 学問としての生物学を学ぶ

 身近な生物の種類や特性について、一年間を通して「動物行動学」「生物資源学」などの生物学に基づいて学ぶコースです。年間を通して学問的に生き物を追求し、高校から大学レベルの生物学を習得できる「好きを強みに変えるコース」です。

■≪対象≫:
 新規生は小学校3年生以上(エントリー修了者は小2~)

■≪開講日 | 2022年度≫:
 マスターA:第1・3土曜 13:30~15:30
 マスターB:第1・3日曜 16:00~18:00

■≪受講費≫:
 ¥11,716(税込)/月

■≪授業例≫:
 ・ 昆虫の分類の段階“目(もく)”の学習
 ・ 生存戦略を学ぶ動物の骨格の学習   など

調査・研究手法を学ぶ
 ≪生き物ドクターコース≫

■≪テーマ≫:
 生物の調査研究の流れを学ぶ

 「生き物マスターコース修了者」が進める、生き物研究に挑戦するコースです。実際の調査・研究を行いながら研究手法を習得し、期末に開催される研究発表の場で発表を行う「好きを極める研究コース」です。

■≪対象&条件≫:
 マスターコース修了者

■≪開講日 | 2022年度≫:
 ドクターA:第1・3土曜 10:30~12:30
 ドクターB:第1・3日曜 13:30~15:30

■≪受講費≫:
 ¥15,796(税込)/月

■≪過去の研究例≫:
 ・ 三川公園(海老名)に生息するアリ類の調査
 ・ ヤマビルに効果的な薬剤の調査      など

テーマを決めて研究に取り組む
 ≪生き物ポスドクコース≫

■≪テーマ≫:
 各自が取り組みたいテーマで生物を研究する

 「生き物ドクターコース修了者」が進み、生き物についての研究を行うコースです。一人一人が研究テーマを作り出し、そのテーマの解決に向けて、研究に取り組む、大学のゼミや研究室のようなコースです。

■≪対象&条件≫:
 ドクターコース修了者

■≪開講日 | 2022年度≫:
 第2・4土曜 10:00~12:00

■≪受講費≫:
 ¥14,268(税込)/月

■≪過去の研究例≫:
 ・ 様々な生物の運動能力調査
 ・ ヘビ類の種ごとの骨格差の検証 など

もはや生物系大学院
 ≪自然生物学研究コース≫

■≪テーマ≫:
 生物学を追求する

 研究者の一人として生物学を追求し、成果を論文として残す、生き物コースの研究室。チャンスがあれば実際の生物系学会への参加も目指す、すべての課程を終えた者が、さらなる高みを目指す最上級研究コースです。

■≪対象&条件≫:
 ドクターコースを修了した小学校6年生~高校3年生

■≪開講日 | 2022年度≫:
 第2・4土曜 13:00~15:00

■≪受講費≫:
 ¥14,268(税込)/月

■≪過去の研究例≫:
 ・ ダンゴムシの雌雄間における交替性転向反応の確率差異
 ・ 細菌類にのみ効果を示す殺菌薬剤の研究 など

年度末のイベント | 生き物コース博覧会&なまけん学会

年度末に開催する子どもたちの成果発表の場です。子どもたちが受講者として学んできたことを、今度は会場に来た皆さんの先生となって紹介します。
 また、同時開催する「なまけん学会」では、ドクター・ポスドク・研究室コースの子どもたちが、大人が行う実際の学会の大会さながらに、研究してきたことを口頭発表!

「学問を追求すれば、まだまだ知らないことはたくさん」。
動物行動学、生理学、形態学…、大人顔負けの様々な研究発表に取り組みます。

企画・講師

この生き物コースは、一社)セルズ環境教育デザイン研究所が、企画・設計・講師を務めています。
同所は、野外活動・フィールドワークにかかわる指導者養成や、小学生~高校生向けのアカデミックな生き物教室のほか、アウトドア活動の指導・サポートなどを受託・提携開講する生物学習指導の専門所です。
 リスクマネジメントのための『ハチ・ヘビ危険生物対策講座』や、子どもたち向けの『生き物研究コース』など、自然生物をより学問的な知見・論理的思考から指導・学習することをテーマとした生物学的な学習指導を行っています。